ゆいこ節約丁寧手記

欲にまみれた生活を卒業し、自分基準で節約しつつ、断捨離を交えながら丁寧な暮らしを目指す手記ブログ。

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「顔が痛い」お湯すらしみる超敏感肌を救ったシンプルケア

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私はずっとスキンケア難民でした。

正確には常に肌荒れしている敏感肌。

中学生から悩まされ、28歳のときに周囲がドン引くレベルの皮膚炎になる間ずっとでした。

 

社会人になってからは、スキンケア用品にお金をつぎ込む日々。
トータル何十万使ったのか謎ですが(恐ろしくて計算できない)一向によくなることはなく

ついに私の顔の肌は荒れに荒れ、皮膚炎を併発しました。

マスクで隠して仕事をするものの、マスクの中を見た同僚と上司には
私が誰かに虐待されている疑惑(殴られた跡だと本気で思われた)まで持たれる程の肌の荒れっぷりです。

 

すがるものがなくなり、信頼できる皮膚科の先生と出会い
シンプルケアをすすめられ現在に至ります。

 

結果、シンプルケアが私には大変合っており
今は、季節の変わり目やたまに調子が悪くなるぐらいで当時とは比べ物にならないくらい回復しました。

 

化粧品だけでこれまでにいくら使ったんだろう

 高ければいい、と思い込んでいた数年が馬鹿らしい。あのお金があればぁ~・・・

 

と思ってしまう今です。高い勉強代でした。

 

私の肌歴史

■ 中学生〜大学生 

ずっとニキビに悩まされてきました。

自分のことを脂性肌と思い込み、保湿をろくにせず

ニキビができながら、皮が剥ける。痒いからつい触る→不衛生でニキビ悪化→気になって皮もむいてしまう

ということを繰り返し、お風呂の普通のお湯がしみる、プールに入れないという時期を長らく過ごしました。高校生の頃は月に一回早退して大学病院の皮膚科にも通いました。

 

■ 社会人 

お金をつぎ込み、あらゆる化粧品ブランドに手を出しました。

マシにはなれど、改善はなく

常にどこかに吹き出物、赤み、痒みがありました。

長時間労働の仕事やバランスの悪い食事も影響していたと思います。

もはや、化粧水が染みることが当たり前化(日常化)しすぎて普通になっていて、

お湯が染みなきゃOKぐらいの感覚になってまでいました。

温泉やプール、海には恐ろしくていけませんでした。

 

■ 28歳頃 

上記の社会人時代と変わらずの日々を送っていた結果、皮膚炎になり、マスクで顔を隠しつつ外気に直接触れないように数か月過ごさなくてはならなくなりました。

もう敏感肌用のファンデーションでもぬれません。
激痛起こすか痒くなるだけだから。

もう化粧品で隠すことは完全不可になりました。

仕事では完全にマスクで過ごしていましたが、お昼ご飯を食べるときはマスクを外さざるをえません。

マスクで過ごしはじめた数日後

私の肌を見た同僚と上司はそわそわと声をかけてきました。

「はじめさん・・・誰かに殴られたの・・・?大丈夫・・・?相談乗るよ??

その目は本気でした。
そう、だからマスク生活初日ではなく数日後に声をかけてきたのです。

 

ここで、完全に心が折れました。

10年以上悩み続けてまだ私の肌はよくならない。お金だけが飛んでいく。なんだこれは!!

 当時は、肌が痛いというより顔が痛い、という状態で、本当に辛かったです。

人前に立つこともある仕事をしていたので余計にストレスでした。

 

そして、その頃に出会った皮膚科の先生に

あなたの肌は水分を閉じ込める力が全然ない。

化粧水はしばらく一切つけないように。お風呂から上がったら体を拭く前に、柔らかいタオルで顔を覆うようにして擦らずに水気を拭き取ったら、数秒以内に敏感肌用の保湿クリームをケチらずしっかり乗せるように塗りなさい。

とにかく肌にフタをするの。

一緒に蒸発するのを防ぐために、アルコールが極力入っていないものを選んで。

ステロイド剤と保湿傷薬に近いものは出すけど、使いすぎないように。でもひどい痛みがかゆみがあるときはちゃんと使って。

少しだけ症状があるときは薄く少しだけ使うこと。

 

と言われました。

ここで私はシンプルケアに出会います。

 

その時は、「(顔洗って)いきなりクリームって・・・」と思ったのですが

もう私には頼れるものがなく、肌もボロボロ。実践するしかありませんでした。

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その日から半年間、顔を洗う→水気を取る→さっと馬油を塗る→クリーム

という生活をおくりました。

一部、皮がむけ赤く硬くなってしまっているところだけ、皮膚科でもらったステロイド剤を塗りました。

 

化粧水をつけると化粧水が乾く時に自分の肌の水分まで一緒に蒸発してしまい
また肌・・・顔が痛いくなる症状が起こったので

皮膚科の先生が仰っていたことが本当によく分かりました。

 

この方法で私の肌は少しずつ改善していきました。

 

4ヶ月ぐらい経つと、肌の保湿機能が本来の力を取り戻しつつあったので
クリームだけでは肌がごわつときは、数滴の化粧水をつけてからクリームというとてもシンプルなスキンケアを行いました。

この頃にはステロイドは滅多に使わなくなり、どうしても、というときだけ少しだけ使うぐらいになっていました。

 

■ その後~現在 

シンプルケアにより、私の肌は少しずつながら大分回復しました。

肌のバリア機能が戻ってきたのを実感しています。
というよりは、あの頃は本当に肌のバリア機能が皆無だったということをまじまじと感じています。

今日までも、季節の変わり目に荒れたり、ちょっとむけたり・・・ということもありますが

当時のボロボロでゴワゴワゴツゴツ、痛くて辛いという日々と比べたらかなり人並みになったと思います。

新婚旅行でハワイの海も楽しむことができました。

 

現在のスキンケアは以下の通りです。

  • 朝:少なめのオールインワンゲル+保湿クリーム
  • 夜:少しの化粧水+美容液+保湿クリーム

つい5ヶ月前までは、これまでと同じく少しの化粧水とクリームだけで過ごしていました。

しかし、年齢的なものも考えて美容液を導入しました(これと思うものに出会うまで大変でした)

また、オールインワンゲルは化粧水より気発性がないうえに、さっと塗れて、朝の時間短縮になっています。

 

おわりに

シンプルケアに切り替えることは私にとって恐怖でした。

何年もあらゆる「効果あるはずのもの」が効かず過ごしてきた身にしてみれば

 保湿だけして良くなるはずがない、と思っていたからです。

この記事で私が伝えたいことは、同じような心境でシンプルケアを知りつつも踏み切れない方が自らの背中を押すきっかけになったら・・・という思いもありますが(価値があるかもしれません、というだけで責任はとれません、ごめんなさい)

自分に合ったケアを見つけたら、ちゃんと肌は回復する可能性をもっているということを伝えたくて書きました。

また、肌荒れで皮膚科に行っていない方はぜひ受診してみることをオススメします。

 

  

 


 

 

 

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