ゆいこ節約丁寧手記

欲にまみれた生活を卒業し、自分基準で節約しつつ、断捨離を交えながら丁寧な暮らしを目指す手記ブログ。

-スポンサーリンク-

紹介された総合病院へ。入院決定。

f:id:daksteddy119:20181023140724p:plain

2つ目のN眼科を受診して2週間後。

私は紹介状を握りしめて入院設備・手術設備バッチリの総合マンモス系病院にいました。

 

 

さて、その待ちに待った診察

 

診察室に呼ばれてそこにいた先生は中学の同級生、庵之下くん(仮名)にそっくり・・・老けたらこんな顔してるはず・・・

 

まぁ、そんなことはどうでもいいのですが、検査後の診察室での会話はこんな感じでした。

-スポンサーリンク-

 

 

 

(仮名)庵之下先生:

(第一声に)網膜剥離ですね。
その他もなんだか色々問題がある目ですが…とにかく網膜剥離は放置しても治らないので手術が必要ですね。今週末か来週入院できますか?

 

 

入院宣告早い!(笑)

そして黄斑変性じゃなかった!(笑)

 

私: 

入院のタイミングは週末であれば準備もままならないので、週明けの入院がいいです。

 

庵之下先生:

分かりました。その日の入院であれば、入院3日目に手術をしましょう。

 

私:

先生、あの…私N眼科さんを受診したときはピントを合わせたところに視野欠損があったんですけど、今、見えるんです。

わずかにモヤはかかります。でも、N眼科さんに行ったときは視力検査もままならなくて・・・

 

庵之下先生:

あれ?治ったの?なんでだろうね?

 

私:

さぁ・・・?

 

庵之下先生:

でもバッチリ剥離してるから、網膜剥離は治ってないですよ。 

 

私:

・・・はい。(やっぱ手術かー)

 

庵之下先生:

はじめさんの現状と手術についてもう少し詳しくお話しますね。

 

と、ここで改めて説明がありました。

私が網膜剥離であること。

原因は不明だが私の場合は超近視なので、通常よりなりやすいということ。

剥離の進行具合からして、レーザー治療は無理なので、手術が必要であること。

ただし、網膜剥離は今回偶然見つかっただけで、視野欠損の原因はAZOORの可能性があること、もしくは目の一部の神経に変形があるのでその影響の可能性も捨てきれないこと。

※アズールについては症例が世界的にも少なく、根本的な原因と治療が医学的に判明しておらず半年ぐらいで勝手に治ったり、治らなくてもそれ以上に進行がほぼないという報告があるそう

 

網膜剥離は9割の人が1度の手術で完治するけれど、1割は数回の手術が必要なこともあること。

9割といえば高い確率に感じるかもしれないが10人のうち1人なので、2回以上の手術になる人は意外といる、ということは知っていてほしいというお話がありました。

私の剥離している場所はよくある場所と異なり、目の手前下側で、他の場所よりは術後の網膜を固定し難い場所であるため、よりこのお話をされたんだと思います。

 

そして、網膜剥離の手術は2種類あり、それぞれのメリットデメリットについても話がありました。

 

かなりざっくりまとめると

 

■ バックリング手術 

歴史ある網膜剥離手術法。皮膚切開をして行う手術。

 

(メリット)

・入院期間が硝子体手術より短く、姿勢の制限がない。よって社会復帰しやすい。

・手術による白内障のリスクがない。よって、20代中盤までであれば、この手法を推進されることが多い。

 

(デメリット)

・斜視になるリスクがわずかにある

・切開手術の為。かなり痛い。

・治るまでは傷があり見た目が腫れるので人によっては精神的ダメージがある

 

■ 硝子体手術 

(メリット)

・痛みが少ない(人によってはほぼない)

・40代の場合は手術する目に対し同時に白内障手術を同時に行う(別途その目は白内障の手術をしなくても良くなる)

 

 (デメリット)

・約2週間の厳しい姿勢の制限があり、室内安静。(基本的に常にうつ伏せ、歩行時は下向き)

・上記姿勢を保てない場合は、剥離した場所がしっかり押さえられず再手術リスクがどんどん上がる

・白内障手術を同時に行わない場合白内障の進行(早いと1年程で発症)が確実に高まる(私は30代前半なので本人の希望にもよるが大抵、白内障手術は同時にしない)

 

というお話でした。

 

-----はじめさんは、どっちの手術がいいですか?

 

私:

(え!今決めるの!?調べておいてよかった!)

私の場合はどちらの方が向いている、というのがなければ『硝子体手術』を選びたいです。

 

庵之下先生:

うーん、どっちもメリットデメリットあるからね。

20代中盤ぐらいまでなら術後の白内障リスクを考えて『バックリング手術』を進めるんだけど、はじめさんの場合は本当にどっちでも大丈夫ですよ。

剥離してる場所的に、どっちの手術にしてもちょっと術後の固定が安定しにくい場所ではある・・・けど、どっちの場合でもそれは同じなので、ご自身が納得する方が硝子体手術であれば僕たちはその方法で治るように手をつくしますよ。

 

私:

(本物の庵之下くんより超頼りになる・・・!先生いい人・・・!)バックリングは・・・い、痛いんですよね?

 

庵之下先生

はい、痛いです。みなさん凄く痛がります。

 

私:

(即答!)硝子体手術でお願いします!

日本人は60代になると80%近くが白内障になるって聞きますし白内障はいずれなると思ってるんで!!!!(母親も祖母も手術してたし)

 

庵之下先生:

そうですね(笑)では、そうしましょう。

その今日の診察はこれで終わりなので別室で入院前の説明を受けてください。

 

 

こんな感じで、庵之下先生(仮名)と顔を合わせてからは、あっという間に私の人生初入院の日程と初手術が決定しました。

 

 

余談ですが、超大規模総合病院。

予約をしていても待ち時間が猛烈に長かったです・・・

 

受付する為に並ぶ → 総合受付 → 眼科受付 → 待機 → 視力検査 → 待機 → 目薬 → 待機 → 検査① → 待機 → 検査② → 待機 → 診察 → 目薬 → 検査③ → 検査④ → 再診察(ここで手術の説明) → 待機  → 入院前の説明 →入院前の心電図と採血 → お支払い

 

覚悟はしていましたが、朝8時(予約は8:45)に来て、帰りは16時前でした~

-スポンサーリンク-