断捨離を邪魔する『前向きアイディアマン脳』
突然ですが、驚くほどアイディアマンになっていること、ありませんか?
最近は網膜剥離ネタが続いていたので、本日は久しぶりの断捨離ネタです。
まだ一人暮らし立った頃。
私は大きな断捨離を短期間で行いました。
このタイミングでは『捨てる』『手放す』という行為に慣れ、約1ヶ月はモノをどんどん減らすことができました。
そして、その当時の自分のなかで一旦、断捨離が終結。
その後、しばらくモノをあまり捨てない期間が数ヶ月間ありました。
そして、ふと、生活やモノを見直し
もう少しモノは減らせるはずだ!!と思い再び断捨離を行おうとしたとき、自分の脳が無駄にアイディアマンになっていることに気付きました。
『アイディアマン』というと、響きは良いのですが
それは私に捨てさせまいとする、断捨離とは正反対のアイディアです。
つまり、『アイディアマン=捨て邪魔脳』の状態です。
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どんなアイディアマン脳かというと、こんなかんじ。
■ 着ない服
「よし!部屋着にしよう!!それもこれ、部屋着としてはちょっとおしゃれ~☆」
→部屋着と外に着ていく服に求める着心地が違うので結局部屋着として活用することは滅多にない。
■ 紙袋
「誰かに何か渡すとき便利だし」
→そんなにしょっちゅう…というか紙袋の数ほどはモノのやり取りはしないので紙袋の数だけが増えていく。少しだけとっておくだけで十分足りる。
■ そこまで思い入れがない本、DVD、CD
「またきっと読む(観る、聴く)し」「これ、誰かにも貸せるし」「今度誰かがうちに来た時に観よう(聞こう)」
→結局その場から動かすことはほぼない
■ 空箱
「この洋菓子の箱、見た目がおしゃれだから小物入れになる!あ、薬箱にしてもいいかも💡これを期に小銭貯金をはじめるのもいいね!」
→結局空箱のまま放置。もしくはとりあえず何かを入れるが、その何かは結構どうでもよいものだったりする。小銭貯金は思い立つだけでしない。
■ 使わないマグカップ
「これ、レンジOKだから料理にも使えちゃうじゃないか!」
→料理には料理に使いやすいお皿や耐熱容器で対応するので、結局使わないまま。
■ 溜まった割りばし
「だれか来た時、洗い物が少なくて済むから」「掃除にも使えるっていうし」
→誰か来るときや宅飲みのときって相手も何かしら持って来たり、一緒にお惣菜を買ったりするので、それらに結局は割りばしが付いてくる。増える。数本とっておくぐらいで十分。
■ 使い終わった香水瓶
「これに、お花をさして花瓶にしたらめっちゃお洒落じゃん」
→花を買う習慣がそもそもない。実はサボテンすら枯らしたことがあるプロ。
ざっとこんな感じです。
このアイディア気持ち・・・多分、共感いただける方がいるのではないでしょうか?
このアイディアマン脳の恐ろしさです。
びっくりするぐらい普段使わない脳が働くんですよ。(笑)
なぜ、そこでひらめくんだ!っていうところでひらめいてしまいます(笑)
私は大きな断捨離をして、そのときは「捨てることに慣れたぞ!!!」と思っていたのですが
幼い頃から『捨てる習慣がない人』『マキシリスト』に分類されていた身。
当時まだ「捨て」は習慣かしておらず、潜在意識に「勿体ない」とか「まだ使える」「捨てたくない」という気持ちが老樹のように深々と根が張っていたんだと思います。
ポジティブに見せたアイディアマン脳は「勿体ない」「捨てるの無理」とマイナス的な思いより質が悪いです(笑)
だって、「勿体ない」「捨てるの無理」と思うより前向きな気持ちなんですもん。
でも本質は全く同じ。
アイディアマン脳は、他の物として使うことで手放すことを阻止しようとしているのです。
このアイディアマン脳、私の場合は最初の断捨離をかなり勢いで一気に行ったので、落ち着いたころに出没しましたが
どうも、断捨離初期に出る方も多いようです。
上記リストにツッコミを書き込んでいるように、アイディアマン脳にはツッコミを入れるしかありません。
アイディアに負けて、その場に残しても別なタイミングでツッコミを入れて手放す。
よし、捨てるぞ~手放すぞ~と考えながら片付けをスタートしたあとに
ちょっと私、冴えてるじゃん♪ と思うことがあったらツッコミを開始しましょう(笑)