ゆいこ節約丁寧手記

欲にまみれた生活を卒業し、自分基準で節約しつつ、断捨離を交えながら丁寧な暮らしを目指す手記ブログ。

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網膜剥離:入院21日目(2回目手術7日後)~入院24日目(退院日)

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 入院21日目(2回目手術7日後)

先生から3日後ぐらいに退院できそうと告げられました。

眼底出血は止まったようで(出血自体があるのも止まったのも自覚はありません。)先生から、血自体は残っているから吸収される時間も含めて1ヶ月近く、手術した目はセピアカラーに見えるだろうと言われました。

1ヶ月・・・長い・・・。

医療ガスが目の半分以下の量まで減らないと退院できないそうですが、私の場合はガスが出ていくのが早い模様。

私自身も、前回の手術後よりガスが出ていくのが早いような気がしていました。

とにかく退院の目途が立ったということがすっごく嬉しかったです。

自分の病室に戻ってボケーっしていたら、コトトロが現れたので「お家に帰れるよー!」と自分のなかで話しかけました。

そしてこの日からシャンプーも再解禁!頭を洗えるって幸せ♪

 

入院22日目(2回目手術8日後)

この日ぐらいから、身体が限界を感じたのか、退院と聞いて横柄になったのか

これまで、寝ている間もしっかり指定の姿勢をキープできていたはずなのに

気が付いたら仰向けに寝ているようになってしまいました。

2,3時間に1回見回りに来る看護師さんから「はじめさん~💦起こしてごめんなさいね。うつ伏せになってなかったから…」と申し訳なさそうに夜な夜な起こされるようになりました。

自分でもはたと目が覚めたら仰向けになっていることもあり、慌ててうつ伏せor半横向きに。

セピア色は相変わらずではあるのですが、最初に気付いたときよりはモノを見たときの濃淡がはっきりしてきたので、恐らく快方に向かっているのかなと思うことができました。

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入院23日目(2回目手術9日後)

先生から「明日、退院しましょう」と言われました。

ついに、やっと退院・・・!

2回の手術、よく頑張った!!と我ながら自分をほめたたえました。

そしてこの2日が猛烈に暇でした。

入院期間でオーディオブックの無料範囲で楽しいと思うものを網羅してしまったようで、手持無沙汰感が半端なかったです。

そんなわけで「明日退院」というフレーズは、網膜剥離の治療的な意味だけではなく私の暇感からも余計に嬉しく感じました。

 

入院24日目(2回目手術10日後、退院日)

無事に退院。

日常生活の過ごし方の注意

次回の診察日予約について

退院後も続ける目薬について

等々の説明を受けました。

 

日常生活の注意は

  • まだ医療ガスが目に残っているので、飛行機や酸素カプセルなど気圧変化がある乗り物や場所に入らないようにすること
  • 重いものを持たない(目安として5キロ以上はNG)
  • 激しい運動はNG。ダッシュもダメ。
  • 温泉、プールはしばらく禁止
  • 慣れた場所でも遠近感が変わっているので油断しないこと
  • TVやPC、スマホはOKだが、目が疲れたらすぐにやめること。ほどほどに。

という内容だったと思います。

公共交通機関の人込みはまだ危険だろうと判断し、タクシーで帰宅しました。

 

 

入院期間を振り返って

まさか1ヶ月近く入院することになるとは・・・という感想をもちつつも

私の剥離をおこした場所的に1回の手術でどうなるか分からない不安が先生にも私にもあったことから踏まえると

期間は伸びても1度の入院で集中して一度治療できたことは良かったと思っています。

入院→退院してほっと→すぐ入院 となるより感情の起伏も少なくてすみました。

 

病院生活も、最初は病院食の味の薄さと少なさに不満だったのですが

やはり入院期間は動かないので3日目ぐらいから病院食で十分お腹いっぱいになるようになりました。

味もなれます。健康的!(笑)

なので、退院するときお見舞いのお菓子が消化しきれず持ち帰る量がなかなかのものに(笑)

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入院の病室で大部屋と聞くと騒がしいイメージを持っていたのですが、実際は昔より環境は改善されて4人で1部屋。

病状にもよるものの、目に不自由がある環境では大部屋の方が人の話を聞けたり、自分も喋ったりして、高い個室にしなくてよかったです。

むしろ、迷っている人がいたら大部屋をオススメしたいぐらいです。

全てにおいて大部屋が良いわけではありませんが、人の当たり外れはあれど個人的にはプラス面が多いように感じています。

不安を話し合え、励まし合うことも、短期間スパンながら手術の先輩も存在する環境は悪くないです。

 

残念だった点は、私の場合別部屋の方でしたが入院環境にいるとネガティブでちょっと卑屈な人も存在することです。

私の場合、同じ病棟内で出会った人から(ベッドにばかりいても暇だし運動不足になるので術後数日からは同じ病棟内をちょっとだけ回ったりしてました)

 

あなたは若いんだから、絶対また(目を)やらかすよかわいそうに

と言われたこと。

そんなことは私は考えていなかったので「いやいや、若いしどうにでもなると思ってますよー」と返したのですが

その方は必要に「そんなこと考えてるから、こうしてあんたは入院してるんだ」とか「ガンだって若い人の方が進むんだから」「早いうちになにか(病気を)やってしまうと、ずーーっと続くからね。家族も大変ね」と、その方には全く関係ないはずの私の状況をとにかく今後も悪くなると言い続けてきました。

気分が悪いので、その後はとにかくその人を避けるようにしましたが、こういう人に出会い色々いわれると、体力が弱っている環境で精神的に完全には吹っ切れません。

そういう人はとにかく無視するに限ります。

 

「またね、は言ったらあかんね。会うなら街中で偶然やね」といって先に退院された方や美味しいお店リスト話で盛り上がった人。

恋愛相談されて最後はその人の彼氏とまでご挨拶することになったような人(でも姿勢の制限により顔は見れることはありませんでした)

年齢層や生活環境も異なる人たちで、他では出会えなかったであろう色々な人との出会いもありました。

そして、とても辛いとき(2回目手術真っ最中)に、これまでに私自身を応援してくれた人の顔や声が浮かび、これまでの出会いに感謝できたり

私以上になぜか夫が弱っていく姿を見て、自分自身の為だけではなくこの人の為にも早く元気にならねば!と思えたり

入院手術によって辛いことだけではなかった経験もありました。

健康で入院手術の機会がない方が勿論良いです。

でもこの経験ゆえに、見れたもの・知れたもの・感じたものもあります。

「入院手術は嫌!!」その気持ちは分かるし、もっともだと思います。

ただ、どうしても入院や手術が必要なときは「全てが嫌、ダメなことばかりではない」と思ってもいいと思います。

そう感じた入院生活でした。

 

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