入院生活をちょっと楽しく、ちょっと豊かにしたものたち
人生で初めて入院してみて・・・
入院期間・・・本当に暇です。
私は網膜剥離による手術と入院だったので、食べ物の制限はありませんでしたが
術後は安静(病棟から出られない)、テレビ禁止、読書も禁止でした。
でも・・・手術日以外は暇。
一日の流れは
08:00 朝食
12:00 お昼
18:00 夕食
22:00 消灯
8:00~18:00の時間帯に毎日あること
サブの先生の診察(15分以下)※お休みの日は主治医の先生だけ
主治医の先生の診察(15分以下)※お休みの日はサブの先生だけ
シャワー(術後1週間はシャンプーと洗顔NG)
目薬1日4回
たまにあること
外来病棟で検査(30分以下)
別な若い先生の診察?勉強?(15分以下)
お見舞いに来てくれた人とおしゃべり
・・・・以上です。
この暇さが分かるでしょうか?
TVや本を読めたらいいのですが、先ほど書いた通り、スマホ操作も含め術後は基本的にNG(眼球を盛んに動かすのがNG)
※スマートフォンでタイマーをチェックしたり、電話をかける程度の操作はOK。閲覧的なものがNGのようでした。
そんな1ヶ月を私がどのように過ごしたか。
網膜剥離手術、入院の方が目を使わず楽しく暇つぶしできた方法をご紹介いたします。
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入院生活を楽しくしたもの
同じ病室や病棟の人とお喋り
私は約1ヶ月入院しており、病室は私以外の人は全員サクサク退院され(最短3日、最長11日)、入れ替わり、総勢12人の方と同じお部屋でした。
初期と3回転目までの方とは大変楽しく過ごすことができたのですが、以降は無口な方やあまり他の方とコミュニケーションをとることを好まないタイプのが多かったように思います。
これは、入院のタイミングやご縁なので、感覚的に当たり外れがあるものだなぁと思いました。
長電話
得意不得意や好き嫌いがあるので人によると思います。
主に女性が気分転換になるものかもしれません。
病院内ってお医者さん、看護師さん、そして病人だらけ(笑)
もともと気がしれる仲というわけではないので、知った仲の人とお喋りできる機会があるとなんだかほっとしました。
お見舞いも嬉しいのですが、私のように体制に制限があったり顔がパンパンにむくんでたり、おまけに1週間、髪の毛を洗えなかったりすると
ちょっと申し訳なかったり恥ずかしかったり、むしろ会いたくなかったりします!!!(笑)ほんとにね!!
私は1週間に1回ぐらい長電話してました。
話の内容は面白おかしく網膜剥離や病院の話をしたときもありましたが、どっちかっていうと取り留めのない話。
ネットスーパーどこ使ってる?とか生協ってどう?とかいう話をしたり、同級生の近況だったり(笑)
なんというか、フツーの長電話ですね。
「耳」で楽しむアプリたち
私は入院生活は絶対に暇!という覚悟のもと、事前に以下のものをスタンバイしておりました。
- <アプリ>アマゾンミュージック
- <アプリ>オーディオブック (旧:FeBe)
- <アプリ>ラジコ
- wi-fiアカウント(院内の売店で購入)
- 音漏れしにくいイヤホン
網膜剥離で入院すると、マンガや本、雑誌、DVDという定番の入院暇つぶしが使えないとなると
暇つぶしの方法は「耳」を使うもの、もしくは想像性を豊かにして目を使わずして「脳」を使うものしかないのです。
で、このアプリたちを選んだわけですが・・・これが大正解でした!
アマゾンミュージックでは、音楽を楽しみ
オーディオブックでは本を耳で楽しみ想像を掻き立て
ラジコではラジオを楽しむことができました。
入院生活を豊かにするオススメのアプリです。
Amazonミュージック
Amazonプライム会員であれば無料で使えます。
細かく検索しなくても、気分で音楽を選べるのは有難い機能です。
朝はポップな洋楽だったり、クラシックをかけてみたり。
消灯前はヒーリング系ミュージックを選択していました。
途中でミュージカル音楽も見つけたので、知っている作品の情景シーンを思い浮かべながら脳内ミュージカル視聴をしていました。
結構オススメではあるものの、あまりノリノリの音楽をつけると、眼球も反応するのか術後に目がぐっと動いて「痛たたた!」となることもありました(笑)
スリープタイマーも『15分』『30分』『45分』『60分』の設定が可能なので、寝るつもりで楽しめることも嬉しい機能です。
アプリダウンロード ➡ Apple Store / Google Play
オーディオブック FeBe
他にも本を読み聞かせてくれるアプリやサービスがあります。
これを選んだ理由は「お試し1ヶ月無料」だったから(笑)
その他のアプリ(キクボン、聴読本棚)もその後、試しましたが無料範囲ではFebeが一番楽しめました。
無料期間だったせいか、好みの本が多かったとは言えなかったのですが無料という意味では十分楽しめました。無料で楽しめるものが多い。
私が聞いたのは、古典文学、推理小説、ビジネス本、自己啓発本 等々。
個人的に楽しかったのは1人の方の声だけではなく、ドラマCDのように色々な声優さんが臨場感あふれるようにセリフもその他もよんでくださっているタイプ。
数自体はドラマCD風のものは多くありませんでしたが、こんな楽しみ方もあることを、オーディオブックを通して初めてしりました。
若草物語をこのドラマCDタイプで聞いたのですが(読んだこともなかった)とても楽しかったです。
シャーロックホームズも臨場感あふれて楽しかったです。
倍速再生も細かくできますし、途中で止めてしまっても再びそこから再生できるので機能十分でした。
アプリダウンロード ➡ Apple Store / Google Play
ラジコ
radiko.jp(ラジコ) | ラジオがインターネット(アプリやパソコン)で無料で聴ける
ニュースをテレビでもネットでもチェックができない状態だったのでラジオで軽く確認。
少しだけ夜に野球中継を聞いてみたのですが、用語が分からなくて、激しく目まぐるしく状況が変わる生中継のはずが、私の脳内では処理できずちょっと大変でした。(笑)
アプリがなくてもインターネットで聞くことも可能です。
アプリダウンロード ➡ Apple Store / Google Play
飲食
小分けのお菓子
入院中は症状や環境にもよるのですが、基本的に安静。
運動不足になるので、数日経つと元々筋肉量の少ない人はお腹が減りません。
なので、お見舞いにケーキやプリンは重たい…
そんなときに一番うれしかったのは小分けのお菓子や小さいサイズのゼリー。そしてチョコレート。
同じ病室の人ともお菓子交換しやすいです。(お話するきっかけにもなります)
小腹が減ったときも、食事時間をあまり考えずに食べられるものは食べやすかったです。
少量の高級スイーツ、一番うれしい食べ物のお見舞いでした(笑)
食事制限がない環境だからこそ、かもしれません。
余談ですが、固い食べ物は噛む時に目に力が入るので術後直後は食べれません(笑)
飲み物
先ほど書いた通り、お腹が減りにくい環境なので、飲み物で私は楽しんでいました。
毎朝の朝食に牛乳(給食に出るサイズのミニパック)がついていたので、それをとっておいて、ブレンディ―のペットボトルコーヒーを買ってきてもらい、アイスコーヒーを楽しみました。
コーヒーの習慣がある方は多いようで、毎日、売店に買いに行く人もいたようです。
病院食にはコーヒーはないので、カフェイン禁止でなければ嬉しい人も多いような気がします。
でも私は病棟から出ること自体がNGだったので、ペットボトルコーヒー(笑)
自分で牛乳で割るのも好きでしたし、同じお部屋の人におすそ分けして一緒にコーヒータイムを過ごしたりもできました。
愛媛の100%みかんジュースをお見舞いにもらったのですが、それもめちゃくちゃ嬉しかったです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
私のオススメはずばりアプリたち!
目が普通に使える入院生活をしている人、することになる人も楽しみの幅が広がるので試す価値ありだと思います。
とくにFebeは退院後も、外出できない、目が疲れる、でも暇!というときに大活躍です。
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