片付けない家族との付き合い方~自分が動いてなんぼでした~
こんにちは、ゆいこです。
今回のテーマはこちら『片付けない家族との付き合い方』ネットでも巷でもあらゆる所で課題になっているようですね。
一方で「うちの夫、家族は協力的!」「むしろ夫の方が綺麗好き!」という方もいらっしゃるのも事実。羨ましい・・・
そんな方はしれっと今回のブログ記事はスルーしてください(笑)
さて、同じ悩みを抱えた皆さま、改めましてこんにちは。
『片付けない家族(夫)』に私も苦悩しました。
自称ストック魔の業者買い大好きな夫
掃除はしない
食器は片付けない
テーブルの上に何があっても食事をすることが可能でむしろあるものを全く気にせず食事ができる
服は脱ぎっぱなし
靴も脱ぎっぱなし
使ったものは出しっぱなし
食べたおやつの袋はテーブルに放置。むしろそのまま寝室に行ける強者
買ってきたものはすぐに取り出すが、そのものが入っていた袋はその辺に放置
なぞのゴミが部屋にある
・・・。
夫の行動に、白目を向いた回数は結婚1年目にして数えきれません。
その度に、片付けや掃除の習慣や価値観が一致している夫婦を羨ましく思いました。
しかし、「夫」「妻」という存在は元々は他人。
違って当然。
人生の先輩方が仰るよう、ここは違って当然、忍耐が必要でした。
でも、彼女たちは声を大にして言うのです「最初が肝心よ!」
忍耐が必要だけど、最初が肝心って・・・む、難しい・・・
お姉さま方の話を参考に、夫に協力してほしいことを自然にしてもらえるように試行錯誤。
そして段々と、こちらの声のかけ方や行動で想像以上に変化が見られることに気付きました。
その結果、現在は結婚生活スタート時よりかなり改善され・・・協力的になった夫。
私自身も夫の行動に慣れてきた部分もあるのですが、夫の片付けレベルは少しずつ、でも確実に上がっています。
褒める・感謝する
「いやいや、普通だから」というようなことでも褒めました。
普段やらないことで、こちらの希望通りの行動をとったら、とにかく褒める!感謝する!!
気分でお風呂掃除をしてくれたら、即ベタ褒めです!!
「うわぁ!お風呂洗ってくれたのー!?ありがとう!めっちゃ助かる!!」
・・・お風呂を洗ってくれる回数が増えました!
数回やってくれたタイミングで
「やっぱり男の人の方が力があるせいか、私だけがするよりキレイになるね!ありがとう!!」(本当は掃除自体が荒いのでそうでもない)
とあなたならではの効果があることをオーバーに表現。
ガミガミ言わない
全てガミガミ言うと反抗されます。喧嘩になります。
価値観の押しつけだとか、神経質だとか相手も文句を言ってきて腹が立つのでエネルギーが消費される割に効果がありません。
褒めて、感謝して、自分の行動と言葉を選んだ言動で伝えた方が何倍も協力的になってくれます。
率先して自分が片付け。整った状態をなるべく状態キープする
一人暮らしが長かった夫。「いただきます」「御馳走様」を言う習慣もすっぽ抜けており、上記で述べた通りテーブルの上がぐっちゃぐっちゃでも飲食が可能な人でした。
よって、食事を食べるときは絶対に私が「いただきます」「ごちそうさま」と手を合わせて言い、食事が終わったら即!シンクに食器を移動。
「食べたばっかりだよ~ゆっくりしよう~」と言われたときは
「食べた跡のものがずっと視界にあったら私はゆっくりできないから」と言い放ちスタスタとキッチンへ。
これを繰り返したところ、現在は私より早く夫が食器をシンクに持って行くよう
になりました。
モノの住所を決める
とくに共有物の場所。ハサミや筆記用具。電池。石鹸やゴミ袋のストック。
その住所は取り出しやすいor分かりやすい場所へ。
我が家では冷蔵庫・冷凍庫のなかも一部のものには住所が決まっています。(バター、ジャム、お菓子、冷凍ご飯、冷凍ネギなど)
あれとって、これとって、あれがない、これがない、が確実に減りました。
また、私が手が離せないときに「〇〇どこにある?」と聞かれても即答することで、モノの住所が決まっている快適さを体感しているようです。
共有アイテムは決まった住所に片付けておかないとお互いに困るので自然と定位置にしまうようになりやすいです。
完全に個人のものですが、使っても出しっぱなしになっていた夫専用耳かき。
住所を固定して、出しっぱなしになっていてもそこに勝手に私が直すことを半年続けた現在、8割以上の確率で自分で戻すようになりました。
「別にいいけど〇〇よね~」とふわっと言いながら目の前で片付ける
土日の朝食、トースト準備は夫の担当(自然とそうなった)
ちょうど食パンの袋が空になると、パンはトースターへ。
袋は・・・・え、なんでトースターを置いてる台の横に置きっぱなしなの!?
ゴミ箱その台の横にありますけど!!!(それも小さく結んだりもせず、そのまんま!)
という謎の状態。
それもこれ、一度や二度ではなく、小分けされているお菓子の場合もラストを取り出したあとも箱はそのまま(その場で捨てればいいのに)中身だけテーブルに持ってきます。
・・・なぜ?
人の習慣とは自分と異なると理解が難しいです。
そんなとき、私は少しだけ時間をおいて(食べ終わった後とか)
「別にいいけどさ~本当にゴミ捨てへんよね♪(笑)」←いいとか全く思ってないけど
と言いながら、その空袋をゴミ箱に入れます。
「なんで?」とか「いっつも捨てないよね!!!」は言いません。
正確には言ったことはあるのですが、あんまり効果がありませんでした。
しれっと監視。ベストなタイミングでお願いする
先ほどの食パンの袋を例にすると・・・
パンを取り出す夫。
パンをトースターに入れたのを確認!
袋は空だ!!
袋を放置しそうなタイミングで
「あ!それ捨ててくれたら嬉しいな!」と自然なかんじで声掛け。
それだけ。(笑)
いつも捨てないから行動パターンとしてこっちが読み取って誘導するパターンです。
そして捨てたら「ありがとう」や「よくできました」を忘れずに。
食パンの空袋はこれで95%以上の確率でちゃんとその場で捨てるようになりました。
キレる
どうしても直る?治る?気配がないものに対しては最終手段です。
我が家では、全く直る気配がなかった『帰宅後、靴をそろえる習慣』
というか実は私は夫と付き合っている頃から、彼が靴をそろえないことが気になっていました。
いくら私が直しても、これ見よがしに視界にはいるよう靴をそろえても・・・全っっ然やらん!!!!
そんなわけで、あるときおもむろに言いました「なんでいつも靴そろえへんの?」
本人曰く、一人暮らしでは問題なかったこと、あくまでも他人の家だけで意識すればいいと思っている(つまり家でやる気はない)こと、外食先では店員さんがするべきものと思っていることを告げられ、このままでは靴をそろえることはないと確信した私は
人生で出会った男の人で靴をそろえない人はあなた以外見たことがない
と喧嘩を売り、確実に不快になることを言いました。
勿論、夫の不快指数はMAX。ショックを受けるより逆切れが先にきました。
でもここはぶつからないと直してもらえない価値観ということが判明していたので、こちらも遠慮なく・・・(笑)
今はちゃんとそろえてくれます^^
信じる
自分が行動すると、それが当たり前になってむしろ家族はやらなくなるのでは・・・?
えぇ、私もそう思っていました。
家事を全くしないどころか、母が体調不良でも何もしない父親(むしろ体調不良の状態を責める)環境で育った私は、かなりその状況になることを恐れていました。
なので、最初は私は怒ってばかり。なんでしないの!?なんでやってくれないの!?と。
でも思い返せば母は、なにもしない父に対していいことも悪いことも何も言わない人だったんです。
基本的に本当になにもしない父ですが、来客時だけ数パーセント1ケタの確率で食器を下げます。しかし、母は絶対にお礼も感想も言いません。
「それぐらい当たり前なのに、普段しない。こんな時だけなんなのよ」と思っているからです。それを言葉にすると短気な父は怒るでしょう。
普段、食器を下げない父は食器の下げ方もイマイチ。その順番に重ねると余計に油が別なお皿にくっつくじゃないか!というような状態なんて当たり前です。
母は受け取りながらため息。普段やらない人はやっぱり役に立たないわ・・・という心の声が全面に出ています。
・・・これじゃ、余計・・・しないですよね?
なので、私は「自分がするうちに夫は分かってくれる」「習慣が今までないだけで、やれば簡単なことなんだから、こうしてくれた方が嬉しいということをちゃんと伝えるようにしよう」と思いながら現在にいたります。
他人は変えられない
変えられるのは自分だけ
自分が変われば他人も変わる
これ、本当でした。
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その後と現在
この手順で約半年。
結婚当初からの夫の変化は以下の通りです。
100%するようになったこと
ゴミ出し(仕分けは私)
食事に使った食器を下げる
帰宅したら足を洗う
超体調不良じゃないかぎり、お風呂に入らずにベッドに入らない
90%以上するようになったこと
靴をそろえる
夕食後の食器洗い(以前は洗うだけだったけれど、今は乾いたものをしまえるように!)
確率が上がったもの
お風呂掃除
食べたおやつのゴミを早めに捨てる
気になりつつも放置していること
■絶対に要らないものを捨てない(全く読み返さないフリーペーパー等)
→捨てようとしたら文句炸裂だったので今は様子見
■夫ゾーンのぐちゃぐちゃ度合い
→自分でする気になるのをひたすら待っている状態。
私が自分の場所を綺麗にしたら、「見てー!私のゾーンすっきりしたわ~!!」と言って見せることだけやっています。
自分が声をかけることでその場解決していること
■脱ぎ捨てて、着るのか着ないのか分からない服
→週末に「今から洗濯機回するから、洗うもの出して~、その辺の洗っていいのかダメなのか全然わからん」と声をかけて自分はさっさと洗濯機に向かう。その場で即!行動してもらうよう促す。
出してくれたら、快く受け取って洗濯機へ。
以前、洗濯する前日の夜(つまり洗濯まで時間幅があるタイミング)で声をかけたところ
私: 明日、洗濯機回すからこの辺の服で洗う服、カゴ(洗濯一時置き用のカゴ)に入れといて
夫: あ~・・・全部洗ってもいいよ?
私: ・・・はぁ?(いやいや、なんで洗わせてやるよ、みたいな話になってんねん)
ということがあり、この方法をとるようになりました。
もう少し時間をかけて、自分でカゴに入れてもらえるようになってもらうつもりです。(笑)