モノ、コトの整理をしていくうちに、泣く映画が再び観れるようになった
こんにちは、ゆいこです。
さて本日は映画の話。
というより、映画を通して
恐らく自分自身の心の整理や内面との向き合い方が変化していた話についてです。
ちょっと前置きが長くなりますが、ご了承ください。
私は小学6年生の頃に洋画にどハマりしました。
田舎出身なので、よく母に映画館に連れて行ってとせがみ、中学に入るとお小遣いを握って電車を乗り継いで映画館に行きました。
交通費が勿体なくて、1日に2、3本観た日も。
隙あらばTSUTAYAでビデオ、DVDを借りて『SCREEN』という映画雑誌を買ってお小遣いカツカツでした。
好きな映画は子供のくせにヒューマン映画。ホロリと涙が出てしまうような映画が好きでした。
日常ものから戦争まで。残酷なシーンがあってもその人々の心理に入り込んで涙を流していました。
『ペイホワード』『海の上のピアニスト』『プライベートライアン』『アイアムサム』『グラディエーター』『ライフ・イズ・ビューティフル』などなど、挙げればキリがありません。
これらは私が大好きな映画でもあります。
ですが大学2回生の半ば頃からでしょうか
そのような映画を観なくなりました。
いえ、観れなくなりました。
泣きたくない ととにかく思うようになっていたのです。
辛い、悲しいと自分の外であっても感じたくない
感情移入しやすい体質のせいかもしれませんが、そういう映画を避けるようになりました。
先ほど例に挙げたもののついても「 好きな映画ではあるけれど、観たくない」と思っていました。
観てしまうと、自分の閉じ込めている感情のフタも開いてしまって閉めるのが大変になってしまう
保っている自分の後ろ側を見たくない
そんな感覚でした。
振り返ると、好きだった心理描写が細かなヒューマン映画をジワジワ避けるようになった頃と
人付き合いが嫌になり、友人たちと遊びにいくことも避け一人で過ごすことをあえて選んでいた時期はリンクしています。
確かに身内騒動も含め、この頃から私にとって精神的に辛いことが続き、結果的に長期にわたってネガティブな人間だったと思います。生理も2年止まっていました。
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そして、社会人になってからとはいうもの
『バーレスク』『エリンプロコビッチ』など強い女性が出てくる映画やアクションもの
そしてドラマの例になりますが『ホワイトカラー』や『SUIT』など天才くん達が活躍してスカッとような作品を好んで観るようになっていました
ヒューマン映画は引き続き避けていました。
そして現在
丁寧な生活を意識して、色々なモノを整理しているうちに
観れなくなっていた映画・・・涙が出てしまうヒューマン映画が再び観ることができるようになりました
こういった家がを10年以上ぶりに観たときは
懐かしい と思うと同時に
自分の感情を素直に自分で受け止められているような感覚がしました。
もし「なぜ?」と聞かれたら、うまく答えることはできません。
相変わらず泣くことも、弱い感情を外に出すことは苦手です。
このような映画を通して第二感情のような形で吐き出せるようになったのかもしれませんし、
あらゆる整理を進めていくなかで、自分自身を受け止められる範囲が広がったのかもしれません
もしかしたら、だだの年齢の変化かもしれません。
映画を通して自分の心境や心の変化を実感。
ただし、ヒューマン映画を観ると号泣してしまうので夫とは観ません!!一人で観ます!!(笑)