ゆいこ節約丁寧手記

欲にまみれた生活を卒業し、自分基準で節約しつつ、断捨離を交えながら丁寧な暮らしを目指す手記ブログ。

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これが本当の素敵な服。そう思えた瞬間と体験。

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先月の話です。

自分にとって高い服を買いました。

ノースリーブのベージュブラウス、17,000円(税別)

 

・・・

 

・・・

 

・・・高!

 

1万円でも高いよ!!!

コートでその値段だったらそこまで思わないけど

ノースリーブのブラウスでこのお値段は高い。

ベージュだし汚れどうするのー…

 

久しぶりというか、数年ぶりにそんな服を買いました。

ちなみに上記の声は、このブラウスを最初に手にとったときの私の心の声。

 

素敵だな~と思って見つめて(正直、金額的に購入するつもりは全くなかった)

他のお店もの覗いてみて(百貨店内だったので他のお店はすぐそこ)

まだ気になって戻ってきて手にとって(この時点でも買う予定なし。高いし買えないよ!と思って)

店員さんに声をかけられても内心「買わない(買えない)から来ないでいいよー」と思いながらニッコリするだけして…

 

あくまでも欲しいだけ

と理性的に判断。(5、6,000円とかだったら、迷ったと思うけど)

 

 着るのはタダだし、着るだけ着て、思ってたのと違うって言って帰ろう。

 高い服の試着もたまには悪くない。

 服の質感を覚えて帰ろう(高見えする服の参考になるから)

 

服を減らしてから、私は服の試着をしても思っていたのと違ったり、
試着してから感じる価値感を値段分感じないなど、違和感を少しでも感じると遠慮なく買わない選択ができるようになっていたので
試着したらこのブラウスに対する欲求はかなり下がると判断して試着をすることにしました。

 

 

でも試着した瞬間

 

あ、これだ。これ好き。

 

今着ているお気に入りのスカートとすごく合う

 

家にある、あのスカートとも合う

滅多に履かない(でも訳あって持つことにしている)デニム詳細はこちら とも合う

 

それに、これを着ていると自然と背筋が伸びる

 

自分で言うのもなんだけど、これを着ている私はきれいに見える。似合ってる。

 

 

本能的にそう思いました。

 

そして、このブラウス着た自分を鏡で見つめながら

 

家にある、あのベージュのノースリーブブラウス(形は全然違う)と

あの白いインナー、あと薄ピンクのTシャツを捨てよう。

 

と脳?心?が勝手に決定していました。

鏡を見ている自分と、この決定を下した自分が別にいた感覚でした。(伝わるでしょうか?)

 

鏡を見ている自分本体はその思考にびっくり。

それも、捨てようと思ったその3枚服はよく着ていたし、そこそこお気に入り。

 

ただ、すぐに気付きました。

 

この1枚のブラウスは思い浮かんだ3枚分以上の価値が自分にあること

よく着て、気に入っていたその3枚は、それなりに私に似合っていたけど
それを吹っ飛ばすぐらい今回のブラウスが似合っていること

手持ちの服との着合わせが他のものより容易なこと

この1枚のブラウスが似合うだけではなく、なりたい自分をも表現していること

 

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私はこの数年、服を購入するときは

 欲しい、買うぞ!と思ったら

 「もしこれ(新しい服)を買うなら、どれを手放す?」

 「本当に必要?」

 「本当に似合ってる?」

 「同じようなもの持ってない?」

 

と自分に意識的に問いかけるようにしています。

(そうすると、買うのをやめること多数)

 

今回は、試着した瞬間に3枚の服を手放すことが瞬間的に勝手に決まっていました。

意識的に質問を問いかけることはしていません。オートでした。

 

 

 

試着したブラウスを脱いで、試着室内で補整をチェック。

うん、しっかりしてる。丁寧に作られた服だ。

手洗いOK。

これ、買おう。

これは…『素敵な服だ』

 

そう思いました。

初めての体験でした。

 

 

この経験をした私は帰り道

 

本当に似合う服というものがどういうものか(どう見えて、どう感じるものなのか)を今日は知った。

なんて素敵な日なんだろう。

 

と思いながら帰りました。

心が躍っていました。

帰り着いてもその心の動きを楽しんでいました。

 

このブログを書いている今も心が躍って胸が高鳴っています。もう数週間経つのにです。

 

 こんな服ばっかりにしたい。

 枚数は少なくていい。そして何度も着るの。

 もしかして、今、服が減りにくくなったのは、この域を知らなかったから?

 

服を減らし、買い替えも平行していくなかで、私自身は服を厳選できるようになってきたと思っていたのですが

こんな体験をすると、厳選の域はまだ上があると感じます。

きっと、厳選というより以前より似合うものを探せるようになっただけだったのかもしれません。

 

自分にとって、本当の素敵な服。

それを知った2019年の初夏のお話。

 

 

 

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