ゆいこ節約丁寧手記

欲にまみれた生活を卒業し、自分基準で節約しつつ、断捨離を交えながら丁寧な暮らしを目指す手記ブログ。

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網膜剥離手術体験談①

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 こんにちは、ゆいこです。

本日は網膜剥離の手術日の感想と記録を書いてみました。

ひとそれぞれ感じ方は違うと思うので、あくまでも私の体験はこんなかんじだった、ということだけ事前にご了承くださいませ。

その他の私の網膜剥離の体験談はこちら

www.yuiko.xyz

まだまだ全部書ききれておりません。ボチボチ更新していきます。

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さてさて、手術当日。

朝、「本日手術ですね~○時ぐらいからはお部屋にいてくださいね。

あと〇時からは絶食。水もダメです。」

という指示が朝ごはんのときに言われたぐらいで普通に過ごしていました。

早い時間に手術する人は、朝ごはんや昼ご飯を食べずに挑むことになります。

 

私は運よく、食事は食べてからそのまま絶食タイムが数時間あるだけでしたので特に不満はなし。

水が飲めないのはちょっと辛いタイミングもありましたが、口をゆすぐのはOKとのことで口の中の渇きは大丈夫でした。

 

手術数時間前…なので飲食不可の絶食タイムの少し前頃

手術用の点滴針をつけられました。

これが、普通の点滴針より太いので普段の注射より痛いかったです。

私は血管が出にくいので2回ほど指し直し・・・

それもこの看護師さんが、針を刺したまま血管を探りそのまま失敗され、

痛いうえに変な内出血も2か所できるわで、手術前じゃなかったら文句言ってやる!!と思うぐらいでした。

最後はベテランの看護師さんにバトンタッチして刺してもらいました。(一発成功)

 

その後は手術1時間ほど前から看護師さんが10分おきぐらいに来て、色々な目薬をさしてくれました。目薬ラッシュ。(笑)

 

手術開始ギリギリまで自分の病室のベッドで待機。

その間は夫とベラベラ普段通りお喋り。

緊張感は全くなく、「はじめさーん、手術室呼ばれましたー!お手洗い行ってから処置室(眼科病棟内にある別室)に来てください」

と、こんなラフなかんじで呼ばれる程。

 

処置室までは夫(付添人)も入ることが可能でしたが、待っている側は本人がヘラヘラしていたので立場なく、看護師さんの邪魔になると判断したらしく気が付いたらいなくなってました(院内の喫茶店に行ったそうです)

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処置室では、また目薬を数本差して、持ち物(余計なものを身に着けていないか)のチェック、血圧と体温を測って、車いすで別な棟にある手術室へ。

このあたりから、急にドキドキ。

手術室っぽい雰囲気にやっと現実味が出てきたように感じたのかもしれません。

 

手術室は肌寒く、この日だけは長袖にして正解でした。

看護師さんに聞いてみると、手術室は色々な機材があるので他の病室と違って温度を下げているとのこと。

 

自分の足で車いすから降りて、手術用のベッドに看護師さんが言う通り寝転がったら、足と指に恐らく脈と血圧の確認用の器具をつけられました。(あんまり違和感なかったです)

 

寝転がったまま、先生の指示通り顔を向けて目を洗ってもらい

麻酔の注射(これが痛いけど歯を抜くときの麻酔にかなり似ている感覚でした。)

 

手術は部分麻酔なので先生たちの声は丸聞こえです。

その気になったら声を発して先生たちに話しかけることも可能。

 

 

目の手術中って寝れるのかな?(寝れるなら、怖いし寝たい)

 

と急に思って、手術開始前に寝転がりながら主治医で執刀医でもある先生に聞いたところ

 

あーうん、たまに寝る人いますね。

でも寝てると睡眠反応でピクッて動く人いるでしょ?あれ手術中にされるとこっちとしては急に動くから何か細かいことしてるときにすごく焦るから寝ないでほしい。

 

と言われました。

寝れるんだ・・・と思いつつ、寝ちゃダメなのか…と、感動したようなショックなような感想をいだきながら起きておくことを決意。

 

手術中、目を閉じないように目を開く器具をセットされ(とくに痛みはありません)

いざ開始。

麻酔の効果なのか、顕微鏡がついた手術器具が目のギリギリのところにあるせいか、なにも見えません。

なんか液体がふよ~んと動くのが見えるといえば、見える・・・ぐらい。

 

念のために、先生に

先生、とくに何も見えないのですがこんなもんですか?

と聞いたところ

そんなもんですねー。ごくまれに色々見えちゃう人がいるみたいなんですけど、もし途中で見えてもそれを目で追わないようにしてください。(←それって難しいのでは!?)目で追うと眼球が動いてしまうから手術しにくいんです

との返答。

 

見えなくてよかった・・・見えたら絶対目で追ってしまう・・・このまま見えませんように・・・

 

気を使って?手術室はミスチルの曲を流してくれていました。

でも、手術機械の音や先生たちの声に意識が行くので正直ミスチルはこのときどうでもよかったです。

手術機械がたまに出す音がトランペットの低い音に似ていたので私個人的には音による不安はあまりなし。

どっちかっていうと、先生たちの会話が怖い。

「あ~」とか「こっちからやっておけばよかったねー」っていう普通の会話が怖いww部分麻酔の手術ってわかってるよね!?と途中でつっこみたくなることもしばしば。

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そして、手術の感覚は・・・ずばり、あります!!

そうは言っても感覚が少しだけ。痛みはなし。

一番似ている感覚は、超音波の電動歯ブラシ。(最新のやつじゃなくて初期の)

電動歯ブラシを目の中にウィーンと当てている感覚と言うと一番伝わるような気がします。(気持ち良いと言われたら、人によってはうん、と言ってもいいかもしれません。)

なのでちょっとした振動のような感覚と目がなんだか冷たいなーというぐらいの感覚です。痛くはない。

 

ただ、私の場合、もうすぐ終わるんじゃないかなという頃、麻酔が弱まってきたようで泣くほどは痛くないけど、結構感覚が強くなってきました。チクチク?そんな痛み。

電動歯ブラシをウィーっと当てられている感覚に加えて

何かが2本、目に刺さってる感。(実際は3本刺さっているらしい)

そして、なんだか引っ張られてる感。

しばらく我慢というか様子をみていたのですが、その感覚がじわじわはっきりしてきたので申し出ることに。

 

私 :先生~ちょ、ちょっと痛いです。

 

先生:あれ、麻酔切れてきたのかな。どんな痛み?

 

私 :泣き叫ぶほど痛いわけではないのですが、なんか刺さってる感とはがしてひっぱられる感があります

 

先生:おぉ・・・それはそのままだね、麻酔足しますね

 

私:お願いします~

 

こんな感じ。

多分、会話としては怖いのですが、会話をしてる側からはあまり怖くなく、このときの感覚は

「電動歯ブラシ、『強』にしやろ~!?それとも同じ所に当てすぎ?歯茎(ここでは目の中だけど)ちょっと痛いねんけど」 ぐらい。

 

1時間ちょっとで手術が終わったら、車いすに自分の足で座り、病棟の看護師さんがお迎えに来るまで車いすの上で顔を下向きにして廊下で待機。

数分でお迎えがきて、自分の病室とベッドまで連れて行ってもらいました。

車いすで移動していると、執刀医の先生が横に現れて手術中の説明を1分程度話しながら移動。

 病室についたら1時間は絶対安静のうつ伏せをキープするように言われました。

 

私は途中でトイレに行きたくなったのですが1時間は安静ということで我慢。

目については違和感はあるけれど痛みはなし。

 

1時間が過ぎたら、看護師さんが様子を聞きに来てくれました。

ひたすら下を向きながらトイレへGO(笑)

極力、下を見るって意識すると意外と難しかったです。

それも片目はガーゼで塞がっているので視野が狭い!!

 

その後は普通に夕食をとりましたが、姿勢の制限+片目で視野が狭いとなると、見逃すおかずも登場(笑)

両目生活と片目生活ってこんなに違うのか!?と驚きました。

 

これが私の網膜剥離1回目の手術時のお話です。

読んでなんとなく察すると思いますが、

想像よりあっという間で、心配していた痛みもほぼなく、心境としては「こんなもんなんだ!?」と拍子抜けしてしまいました。

一番つらかったのは正直、手術用の点滴針!(失敗された件)

そして、数日にわたる、姿勢の制限による肩こり!!

あと、ずっとうつ伏せなのでその期間は顔がむくみます。

私は二重なのですがうつぶせ2日目ぐらいから一重になっていました。

 

手術日当日は、自分が思っていた以上に疲れたのか、夜は爆睡。

朝起きたときも痛みはなく、違和感程度。

見た目は腫れていましたが、ショックもとくになく「手術後だからさすがに腫れはするのか」と思った程度でした。

もしかしたら2日目から、姿勢の制限によるむくみで顔がパンパンになったので

手術した目が腫れていたとしても反対も腫れてるので(むくみで)よく分からなかっただけかもしれません(笑)

 

 

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