網膜剥離体験記:退院~4週間目
こんにちは、ゆいこです。
あらなんと、明日はクリスマス。
年齢なのか性格的なものなのか、全くもってそんな気がしないのでクリスマスソングをかけながらブログを書いております。(笑)
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さてさて本題。先日、網膜剥離で入院・手術したときの私の備忘録を書き終えましたが、その後~現在について今日はお話しようと思います。
退院~1週間
夫の命令(?)により、1人で外出はしませんでした。
この期間の食材の買い物は夫にお任せ。
週末だけ一緒に近所のスーパーに行きました。
退院から2日間は、お惣菜を買ったり、半調理済のもので食事を済ませました。
野菜炒めは極力包丁を使わず、キャベツは手でちぎり、他の野菜は細かく切らないで調理する方法をとりました。
目の違和感はあり、視界もまだセピア色。
突然上や真横を首を動かさずに見ると鈍痛がするので、視界を変えるときはとにかく首から。
2週間目
退院後の初外来。
先生曰く「ちゃんと網膜くっついてますよ」
とのこと。
で、次の診察がまさかの約1ヶ月後。
期間あきすぎでは!?と不安になったのですが、少しでも異常や気になることがあったら電話してすぐに予約を取ってという指示でした。
この週も一人では出かけないようにしていましたが、近所のスーパーに1日だけ行きました。
とはいえ5キロ以上の物はまだ持ってはいけないということで、
玉葱、牛乳、白菜等々を購入したらあっという間に5キロを超える・・・
なのでこの1日はスーパーを2往復という、なんだかめんどくさい方法で買い物をしました(笑)
ガスはほぼもうなくなり、たまにポコッと気泡みたいなのが見える程度。
3週間目
まだ多少の違和感はあり、目を上に動かしたり、顔ごとではなく目だけでいきなり横を見ようとすると、鈍痛(痣を押したような痛み)が目に走ります。
なので、うっかり視線を動かして「アイタタタ」となることも。
セピア色は続いていましたが、退院したばかりのときは手術した目だけでみると
夫がメガネをかけているのかいないのか分からなかったのですが
この段階ではメガネをかけている、かけていないという判別ができるようになりました。表情まではよく分からない感じ。
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4週間目
一人で四条烏丸付近(京都内でいう街中です!)に行ってみました。
急に光の加減が変わると平衡感覚が鈍るようです。
外を歩いて、地下に降りる。地下から地上に出る。ということをすると、三半規管が慌てるようで、ふわふわというかぐる~~~っとした感覚になりました。
時間にするとおよそ10分程度。
なので、なるべく端を歩くようにしました。
外来受診2回目に行ったところ、先生から順調のお墨付き。
視力(元々0.1以下という悪さですが)は前回より落ちるかもと言われていましたが、ほぼ回復。
退院一ヵ月のなかで感じたこと全般
約1ヶ月の入院でおそろしく体力と筋肉が落ちたようで、とにかく疲れやすかったです。
そして、筋肉が落ちているせいでやたらと寒く感じました。
これでは冬を越せない!と思い、体力回復のために、週末のうち1日は出無精の夫を無理矢理引きずって、色々な所を歩き回りました。
幸いにして京都は観光地が沢山あるので公共交通機関が比較的近い(辛くなったら帰れるように)お寺や神社に行きました。
また、病院食に慣れてしまったようで、あらゆる食べ物の味が濃く感じました。
これについては、あっという間に濃い味になれて普通になってしまいましたが。
目の回復については、本当にゆっくりゆっくりで、しばらくは本当に良くなっているのか全く分からないぐらいでした。
また、マブタと目がすれるような違和感が退院しばらくしてから復活したので1回目の外来で先生に伝えたところ
縫合した3ヶ所のうち1ヶ所の糸が溶けきっていないようで、その違和感だということもありました。
違和感が再び起こったのは謎でしたが、中途半端に糸がとけて、逆に溶けた断面的な部分が偶然マブタに当たるようになってしまったのでは?とのことでした。
5週間目
季節外れとなった扇風機の解体を一人でしました。
途中までは良かったのですが、箱に収納する為にはずさなくてはならない部品がなかなか取れず力を入れて部品を回したところ
目の奥にズキッと痛みが。
久しぶりのこのような痛みにビックリ。そして沸き起こる不安。
翌日病院に念のために行きました。
結果は異常なし。でも、これは怖かった・・・
ついでに、温泉に行きたい話をしたらもう行ってもOKとのこと。(ちなみに一日4回の目薬は継続中)
アイメイクもしていいよ、とのことだったのですがアイメイクは極力しないようにしていました。
現在(約2か月半)
セピアカラーはなくなりました。普通にカラフルな視界を楽しんでいます。
左右の違いとしては、手術した目の方が同じモノ、場所を見たときに暗く見えること。
物凄く暗い、というわけではなく見比べると「あぁ暗めだな」と感じるぐらい。
これについては、私はレーザーを当てているため、その焼き後が影になって反映してしまうため、治ることはないとのことです。
でも両目で見ている分には不自由はないですし、比較すれば暗いだけで見えてはいるのでとくに問題は感じません。
そのせいか、以前より眩しさに弱くなったような気もしますが、網膜剥離が分かる前から眩しさに弱くなっていたので「こんなもんだ」と思うようにしています。
そして、左右比較すると、手術した目の方が視界がすこし歪んで見えます。
まっすぐの物が少しガタつく。これは現在様子見です。
というのも、退院時にも手術前後にも言われましたが完全回復までは半年~1年かかると言われているからです。
ここは気長に待ちます。
日常生活には問題ないです。
片目で見るとガタつきはあるものの、両目で見てるときはなんとも思いません。
おそらく、健康な目の方が利き目になったのではないかと想像しています。
唯一、支障を感じるといえば小さい文字。
ネックレスのK18とかの刻印が前は肉眼で見えていたのですが、今は見えにくいというかかなり見るの辛いです。
でもその程度です。
というか、アクセサリーの素材の刻印は目に支障がない人でも見れない人も多いらしいので普通だと思っています(夫は健康な目の持ち主ですが全く見えないそうです)
メイクは解禁されたので、普通にしていますがアイラインとマスカラは自主的にまだしないようにしています。
コンタクトはもう使っています。
今までよりつける時間帯は少なくしています(以前は起床~寝るまで使っていた)
帰宅したら早めにコンタクトレンズは外し、コンタクトを使わない日もあります。
回復は人それぞれだと思います。
私は物凄く運がいい方ではないかもしれませんが、問題なく日常生活を送っています。
こうしてブログも書いていますし、映画も見ます。(今のところ字幕版を選ばないようにしていますが、元々字幕派なのでそのうち見るように絶対なるでしょう)
PCやタブレット、スマホを使う時間は出無精の気質状、少なくはありません。そこそこ多いと思います。
念のため、PCメガネを購入し、タブレットとスマホにはブルーライトカットシートを貼っています。
病院の受診は現在月1回。
先生によると3ヶ月に1回、半年に1回とどんどん受診のスパンは長くなっていく予定です。
このブログがどなたかの参考になりましたら幸いです。