ゆいこ節約丁寧手記

欲にまみれた生活を卒業し、自分基準で節約しつつ、断捨離を交えながら丁寧な暮らしを目指す手記ブログ。

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婚約指輪を相場より安く・お得に買う方法と事前知識~10万円台で満足する指輪を手に入れた実体験【まとめ】~

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こんにちは、ゆいこです。

今回は 婚約指輪を諦めたはずが、『なぜか満足行く婚約指輪を手に入れている話

上記リアル体験シリーズのまとめです。

気の長い方、私の悶々とした心境過程をより感じたい方は上記から直接お読み頂けたらと思うのですが、長くなれど1つの記事にまとめた方がいいのでは?と思い本記事に至ります。

 

タイトルを読んで、10万円台の婚約指輪と聞いて、うわースペック低いんじゃない?と思われるかもしれませんが

 

私のプレゼントされた、婚約指輪はプラチナ素材でダイヤはDカラー、エクセレントカットVS1です。勿論新品、鑑定書付きです。購入場所は関西の百貨店。

ダイヤのカラーとカットについては一般的なダイヤランクの評価では最上級です。

 

自分で・・・というか、買ってもらった身でなんですが
10万円台ではなかなか買えない質です。 

確実に相場より安く買えています。

 

婚約指輪の平均価格は35万4000円

(ゼクシィ結婚トレンド調査2017/全国推計値)

 

この相場で考えたら、半額以下の金額で35万円相場並みの(もしくは以上の)指輪を頂いたと思っています。

だだ、こちらに至っては結果論。(私も夫もこの金額でこの質に出会えるとは思っていませんでした)

 

35万円という金額を見て、高いか安いか普通と思うかは人次第。

私はイチ、女性としては上記のゼクシィ調査の結果をは以前も今も「エンゲージリングの相場はこんなもの」という感覚です。

とはいえ、

35万円という金額自体は大きいし高い とも思っています。

 

私は一度、婚約指輪ことエンゲージリングを金銭的に諦めた経緯があります。

理由はやはり30万円台という金額は貴重なお金
婚約指輪そのものは人生や生活において必須ではないのにその金額必要か、という考えからです。

 

ただ、これだけは言います。

10万円台で婚約指輪を購入することは可能です。

それも納得いく婚約指輪。

 

相場より安く婚約指輪を購入する為に(購入して頂く為に)必要なのは

  • 『心構え』…こだわってもいいけれど、こだわりすぎない
  • 『知識』…素材とそのランクの度合いについて

この2つだと思っています。

この2つを踏まえ、ざっくばらんに、ときに熱くときにうっとおしい文章でまとめております。

私のように婚約指輪を諦めたり、欲しいけれど高いと思っている方に少しでも希望になった幸いです。

 

目次

 

こだわりを捨てる 

有名ブランドにこだらない

ブランドの証明である刻印は基本的に内側です。見えません。
見た目でブランドが分かるものはそう多くありません。

正直なところ、ベーシックデザインであれば、どのブランドでもノーブランドでも似たり寄ったりのデザインだらけです。

定番デザインは大抵どこのブランド、お店にもあります。

 

こだわったデザインはやめる

明らかにデザイン代金が載ってそうなその指輪、結婚指輪と重ねたらアンバランスもしくはそのデザインが目立たなくなるということはないでしょうか。

常につける結婚指輪と合わない、もしくはその特殊デザインゆえに常につける結婚指輪が選びにくくなるようなものであれば、考え直しても良いと思います。

また、婚約指輪は同じ人から何度も基本的に貰わないはずです。

「10年後につけたらイタイかも」と思うデザインだったら変更する余地ありまくりです。

シンプルや定番のデザインであれば、10年程経ってから数万円でリフォームに出してより似合うデザインに加工してもらいやすいというメリットもあります。

 

売り手側による情報はあくまでも参考。価値観を左右されすぎないようにする

素材・ダイヤの質にこだわりすぎない【多分最も重要ポイント】

婚約指輪自体、一人が何個も何個ももらうものではないのでこだわる気持ちは分かります。

ただしそれ故に、婚約指輪は売り手側による情報(雑誌等含む)で価値観を左右されやすいものです。

ここでは、素材と各4C各項目の上位へこだわりを下げる為に、それぞれの上位をぶった切っていくような内容を書きますので、先ほども書いたように、売り手側による情報(雑誌等含む)を一度はずしていく感覚で読んでいただけたらと思います。

より詳細はこちらをご覧ください。

 

指輪の素材はプラチナならPT900を選ぶ

※ここでは、婚約指輪の土台はプラチナと過程します。

プラチナは主にPT1000~850がアクセサリーとして使われます。

数字が高いほど純度は高いですが、プラチナ自体はやわらかく傷がつきやすいので1000だから必ずしも良い、というわけではありません。

強度を踏まえて、ネックレスのチェーンであればPT850が日本では多いです。

プラチナや金に関しては純度が高い=柔らかい

純度が高いほど傷がつきやすい(太さによっては曲がりやすい)デメリットをもっている ということです。
※一方で純度が高い状態で強度を保つために強化プラチナや圧縮プラチナなるものも存在します。コーティングもあるようです。

純度が高いメリットとしては、純度に比例して鉱物としての価値が高くなること、変色の可能性をより減らせること。そして、金属アレルギー持ちの方はアレルギーの心配が減ることです。
※純度ではなく素材に対するアレルギー持ちの方もいます。「純度が高い=アレルギーが出ない」というわけではありません。金はOKでもプラチナのアレルギーの人もいますのでご注意

 

では、以下をご覧ください。

■鉱物含有率

ゴールド

K24 ……純金99.99% ~100%
K18 ……純金75%:混合物25%
K10 ……純金42%:混合物58%

 

プラチナ

PT1000…純プラチナ99.99% ~100%
PT950  …純プラチナ95%:混合物5%
PT900  …純プラチナ90%:混合物10%

 

K18よりPT900の方が基礎鉱物の含有率が高いのです。

「ゴールドなら絶対K18以上!プラチナは950以上なくちゃ!!」となんとなく思っている方は、この数字を見たらPT900への抵抗が減るのではないでしょうか。

 『硬いダイヤを止めている』『立て爪でひっかける心配が高い』と考えるとPT950より強度増すPT900にする価値は十分あるのではないでしょうか。

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販売する側は「せっかくのご結婚なので純度が高い「PT1000やPT950の方が・・・」と話されることはありますが、PT950時点で混ぜ物が入っていますからねぇ・・・(笑)
私の偏見ですが、こういう店員さんほどゴールド商品になるとK18を推しますね。それもいくら純度が高くでも強化していないならすぐ傷つくんだから、逆に傷つきやすい方を推すのもどうなの?とも思えなくもない

そして、婚約指輪はPT950を推すのに、売っている結婚指輪はPT900素材というお店も結構あります。

毎日着けて家事も仕事も共にする結婚指輪がPT900でもOKならば
毎日着けない・一緒に家事をすることが少ない婚約指輪に、変色の可能性を下げるためプラチナの純度を上げる理由はあるでしょうか?

PT900でもPT950でも変色するときは変色するんです。

少なくとも結婚指輪はPT900でも良い、という方は婚約指輪についてはプラチナ純度をあえて1000や950にする理由は心理的満足度と鉱物・財産価値の問題だけではないでしょうか。

注意点

プラチナの国際的な広報機関:プラチナギルドインターナショナルでは、プラチナジュエリーの国際基準をPT950以上と定めているので、国際的価値を重視するのであればオススメはしません。
勿論、日本国内ではPT900は普通に流通していますし、買取もあります。
ここについては「売る可能性と指輪に金銭的財産価値を求めるか」と自問してみるのも1つです。

私の場合は指輪に金銭価値を求めていませんでしたので、最初からPT900で婚約指輪を作ってもらう前提で動きました。

 

ポイント

婚約指輪は大抵オーダーまたはセミオーダーです。
PT950以上のもの案内され気に入ったデザインのものがPT950だったとしても

お店やブランド自体がPT900を扱っているお店であれば「PT900で作りたい」と申し出れば、対応してくれるお店は多いです。
(百貨店でいう上層階にある宝飾店では扱っていないことがありますが、高級ブランドを除く百貨店の1~2階にある一般的なジュエリーショップでは大抵扱っています)

 

ダイヤの4Cにこだわりすぎない(ダイヤの質に全てを求めない)

日本人は4Cが大好きと言われています。これこそ、一番外から入ってくる情報に左右されやすいところです。
ブランド好きと言われる日本人=4C上位が好きな日本人 なにか共通するところが見えてきますね。他人の目を気にして良いものを追求しやすい人種ということでしょうか…

ブランドものほど婚約指輪は見た目で判断できないから大丈夫!!(笑)

 

 

  カット 

「顕微鏡で見たらハート型のカットなんです!」・・・って、顕微鏡で見ないと分からないような女心は不要です。
キラキラ光って見えたら十分です。
勿論、カットが良いと反射率が上がるので、カットのランクが高いものと低いものの比較はして検討したらいいと思いますが、顕微鏡で見ないとわからない差や心理的オプションに惑わされないことが大切です。

とくに、婚約指輪のダイヤは大抵そう大きいものではありません。ランクが1つ2つ下がっても違いが肉眼で分かるものではありません。

 

 カラー 

ダイヤは無色透明なものほど高く評価されます。
『DEF…無色透明』『GHIJ…透明』『KLM…わずかに黄色』と続くわけですが、こんなに細かく分かれているならEとHの差って肉眼でわかりますか!?
という話です。

実際に私と夫はD~Kまでほぼ同じ大きさの実物大ダイヤを見せてもらいましたが

大きい石ならともかく一般的な婚約指輪のダイヤサイズではD~Hぐらいまでは「分からん!Dだけはやたら白く見えなくはない。他は順番にキレイに並べていってよく見たらFとKはの違いは分かる」ぐらいでした。

誰かのと横に並べてまじまじ見比べたらともかく、普段付けてる分にはなかなか普通の人が見分けるのは難しい。

ダイヤの鑑定士の方も、対象になるダイヤだけを見て「これはEですね!」と判断するわけではなく、全ダイヤのランク見本(現物)と比較しながら鑑定をするので、恐らく一定ゾーンのなかで細かい違いを一般人が見分けることは本当に難しいのでしょう。

 

 クラリティ 

内包物や傷がないか、あるならどの程度目立つかでランク付けしています。

そもそもダイヤなんて自然鉱物なんだから、何にもないこと自体難しい。
これもカラーと同じく肉眼で分かりますか!?という話です。

 

ダイヤのクラリティ等級

 FL 
10倍の倍率でインクル―ジョン、ブレミッシュがともに見られない

 IF 
10倍の倍率でインクルージョンが見られない

VVS1、VVS2
インクル―ジョンが非常にわずかなため、熟練したグレーダーが10倍の倍率で見ても確認が困難

VS1およびVS2
10倍の倍率でインクル―ジョンがなんとか確認できるが、微少と特徴づけられる程

SI1、SI2
インクル―ジョンが10倍の倍率で見て確認できる

I1、I2、I3
インクル―ジョンが10倍の倍率で容易に確認でき、透明度や輝きに影響を与える可能性あり

※GIA(世界最大非営利宝石学研究・教育機関)HPより引用

 

I1、I2、I3になって初めて「影響を与える可能性あり」ですよ・・・?

そんななかでFLやIFは必ずしも要りますか???VSやSlでも十分ではないでしょうか?

10倍の倍率がどれくらい影響ありそうか、という感覚は人それぞれですが、平均的指輪のダイヤサイズで考えたら10倍の大きさってどれくらいでしょうか。

 

 カラット 

カラットは大きさではなく重さです

重さは大きさに比例はしますが、同じカラットが必ずしも同じ大きさに見えるわけではないのです。

ダイヤの大きさは、指輪のデザインや止め方、添え石によってフォローが効くと考えても大丈夫です。

実際に私の指輪は0.278ctなのですが友人の0.3ctより大きく見えます。

また、店頭でいくつもリングを見せていただくなかでも、ダイヤは同じカラットのはずなのにデザインによって大きさが違って見えることがあるように感じます。

カラットについては、カラット数値だけで見るより実際に希望の指輪のデザインと自身の指とのバランスを見て決めることをオススメします。

 

 

▼ダイヤの大きさが変わって見える例

 ・ダイヤの止め方(止め方の種類によってダイヤの大きさが変わってみえます)
 ・ダイヤの爪の囲み方(ダイヤのサイドから光が入るように囲ってあるか)
 ・指輪のデザイン(私のものはメインの石が目立つデザイン)
 ・添え石の配置位置(友人のものは添え石の爪も出ているのでメインダイヤに若干影が出る)

 

ストレートに言うとダイヤが光る(反射する)ようにすると大きく見えやすいです。

 

あとは、指の太さや手の大きさでもダイヤの大きさが異なって見えてしまいます。

そういう意味では手が小さい、指が細い人の方が同じものでもダイヤや指輪そのものが大きく見えやすいでしょう。

 

 

金額が明記がしっかりしているお店・ブランドを選ぶ

え?このショーウィンドーでみた指輪がこのお値段なんじゃないの?

という方、ちょっとまったーーーー!!!

「この指輪にします」と言ったところでリングの素材やダイヤの4Cが変わったら当然値段は変わります。

カラーはこれにして、カラットはこれにして・・・としていると

「え、金額全然ちがうじゃん・・・」となることも珍しくありません。

そこで私がオススメしたいのは

 土台(リングのデザイン)と ダイヤ の金額が完全に別々に表記されているお店

 

つまり、「この指輪でしたら●●円からです。ダイヤのランクによって多少前後します。別途お見積りです」

というお店ではなく

「このリングデザインであれば○○円です」「こちらにAのダイヤを入れたら□□円で、Bのダイヤにしたら■■円です」※ABのダイヤは4C設定済のもの

と、金額がその場でほぼ断定されるお店やブランドのことです。

オススメする理由は3つ

  • 予算内の選択肢の有無がすぐに分かる
  • その場で4Cの希望を調整できる
  • プレゼントする男性側からしても値段変動がほぼないことで安心して購入できる

わくわくしながらせっかく指輪を選んだのに「買えない」と時間差で分かるとテンションは駄々下がりです。

その場でわかる明確さは精神的安定にもなります。

 

その他:割引を利用して購入する(一番気楽かも)

百貨店で結婚指輪を安く・お得に買う方法【追記あり】でも記載した通り←こちらの方が詳しく書いていますのでどうぞ

  • ブライダルクラブへの加入
  • 商品券での支払い
  • 結婚指輪とセット購入する
  • ブライダルフェアの時期を狙う

などの方法です。これだけでも安くなりますが、これまでに書いた内容を組み合わせたらもっとお安くできると思います。

というか、私はお安くなりました。
だから10万円台でそこそこ良いスペックの婚約指輪を手に入れています(夫に感謝!!)

 

感謝の気持ちを忘れない

貰えるだけ、ありがたいんです。
いただけることに感謝です。ない人だっているんです。
愛があれば本当は指輪なんていらないんです。

婚約指輪があることだけでも嬉しい。

そんな気持ちは忘れないようにしましょう。

 

いかがだったでしょうか。

以上まとめです。

第4回にわたるシリーズでは、どうやって私の指輪が決まったかや、こちらに記載した+αの情報を書いております。

よろしければご覧くださいませ。 

 

 

www.yuiko.xyz

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